旧約聖書と新約聖書の違い

新約聖書と旧約聖書の違い

旧約聖書と新約聖書はその内容に違いがあり、神の契約という観点において大きな違いがあります。
 
 しかし、その違いは、旧約は救いの約束を表し、新約はそれが成就したという関係にあります。旧約の時代にはおぼろげであったものが、新約の時代、イエス・キリストの到来によってはっきりと示されたと考えることが出来ます。

 さらにいえば、旧約聖書の土台の上に新約聖書があるという関係です。

旧約聖書

旧約聖書の内容は大まかに言えば5つに要約されるでしょう。

(1)神が天地万物を創造し、人間を「神のかたちとして、神に似せられ」他の動植物と区別して特別に配慮を持って創造されたことが記されています。
(2)神は、現在でも天地万物を支配しています。旧約聖書からその教えが読み取れます。
(3)ユダヤ人の歴史とユダヤ人を通しての神の行いが書かれています。
(4)神の教えと知恵が記されています。神の契約という観点において、旧約聖書は、その名が示す通りに神の旧い契約の書です。
(5)同時に、新しい契約について預言されています。つまり、イエス・キリストの到来を預言しているのです。その新しい契約では、イスラエル人と異邦人が共に真実なる神を礼拝するようになると預言されています。

新約聖書

一方、新約聖書は神の新しい契約の書です。新しい契約はイエス・キリストによって実現された契約です。
新約の内容も5つに要約されるでしょう。

(1)イエス・キリストの生涯と教えが記録されています。
(2)イエス・キリストが人間の罪のために十字架上でしなれ、復活した記録が記されています。
(3)イエス・キリストが建てた初代教会の様子が、歴史的に書かれています。
(4)クリスチャンになるためにはどうすれば良いのか、またクリスチャンとして生きる人のために、諸教会に宛てた手紙によって神のみこころが何であるかが書かれています。
(5)神はイエス・キリストにすべての人間を裁き、生きている人も死んだ人も裁きます。この時、この物質的な天地万物がなくなり、新しい天地が造られると預言されています。