8:21 主は宥めの香りをかいで、御心に言われた。「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。わたしは、この度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。

8:22 地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」

 

ノアが燔祭をささげて礼拝をした後、神は言われました。「「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。わたしは、この度したように生き物をことごとく打つことは、二度とすまい。地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」

 

洪水の後も人類のうちに罪がなくなるわけではありませんでした。罪の解決のためにはやがてイエス・キリストの到来を待たなければなりませんでしたが、依然として罪があり、神に背き続けるような人類に対して、なお罪を犯し続けることをご承知の上で、神は二度とこのような大きな洪水は起こさないと言われました。

 

「地の続くかぎり、種蒔きも刈り入れも/寒さも暑さも、夏も冬も/昼も夜も、やむことはない。」ということは、現在あるような春夏秋冬の季節の移り変わり、一日24時間で昼と夜が入れ替わるという秩序を、神が世の終わりまで保ち続けてくださるという約束です。私たちが今日もこうして日々の営みを許されているのは、神の支えの御手によってであることを忘れてはなりません。

 

祈り

 

天の父なる神様、この地球上にある命の営みをこのように導き、守り、支えていてくださる恵みを感謝いたします。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。