ところで、テモテがそちらからわたしたちのもとに今帰って来て、あなたがたの信仰と愛について、うれしい知らせを伝えてくれました。また、あなたがたがいつも好意をもってわたしたちを覚えていてくれること、更に、わたしたちがあなたがたにぜひ会いたいと望んでいるように、あなたがたもわたしたちにしきりに会いたがっていることを知らせてくれました。1テサロニケ3:6

パウロは、試練と誘惑にさらされているテサロニケの教会にテモテを送りましたが、そのテモテが帰ってきて、「あなた方の信仰と愛について」うれしい知らせを伝えてくれました。

テモテからの報告は、パウロにとって非常に喜ばしいものであったようです。この時代のクリスチャンはまだ生まれたばかりの教会であり、圧倒的に少数派でした。

しかも外からは激しい迫害があり、うちには誘惑や間違った教えを説く人たちもいたことを考えると、パウロは心配でならないという思いもあったことでしょう。

しかし、テサロニケの教会の人たちは、立派な信仰をもって、神の言葉に従って愛の奉仕もしていたと思われます。神によって彼らの信仰が守られ、支えられてきたに違いありません。

祈り

天の父なる神様、「狭い門から入りなさい」と言われたように、真実に神を信じて生きる人たちは、いつの時代も少数派ですが、あなたがそのように一人一人の信仰を支え、導いてくださることを感謝いたします。主に在る交わりを大切に覚えて生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。