24:51 リベカはここにおります。どうぞお連れください。主がお決めになったとおり、御主人の御子息の妻になさってください。」

24:52 アブラハムの僕はこの言葉を聞くと、地に伏して主を拝した。

24:53 そして、金銀の装身具や衣装を取り出してリベカに贈り、その兄と母にも高価な品物を贈った。

24:57 「娘を呼んで、その口から聞いてみましょう」と彼らは言い、

24:58 リベカを呼んで、「お前はこの人と一緒に行きますか」と尋ねた。「はい、参ります」と彼女は答えた。

 

父のベトエルと兄のラバンは、アブラハムの僕の申し出に対して、「リベカはここにおります。どうぞお連れください。主がお決めになったとおり、御主人の御子息の妻になさってください。」と答えました。

 

この時、アブラハムの僕はこの言葉を聞くと、地に伏して主を拝した。と言われています。この僕がどれほど神への信仰をもって歩んできたのかを垣間見ることが出来ます。

 

さらに、リベカを呼んで、その意思を確かめると、「はい、参ります」と答えたと言われています。彼女はまだ結婚の相手であるイサクに出会ったこともありません。イサクがどういう人であるかということもあまり知らされてはいませんでした。この僕と共に出かけることになれば、これまでとは全く違う場所と環境下に置かれることになります。

 

ここでリベカが、「はい、参ります」と答えたことの中にも神の導きがあったに違いありません。そしてこの一言の決断によって、リベカはアブラハムの祝福の継承者となったのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたはアブラハムを祝福すると言われましたが、その祝福を継ぐイサクのお嫁さんとしてふさわしい方を与えてくださいました。そのための働き人としてアブラハムの僕が神を信じ、神の御心を行う人としてその働きを忠実に果たしていきました。私たちもそのようにあなたの御心を行うものとならせてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。