12:45 しかし、もしその僕が、主人の帰りは遅れると思い、下男や女中を殴ったり、食べたり飲んだり、酔うようなことになるならば、

12:46 その僕の主人は予想しない日、思いがけない時に帰って来て、彼を厳しく罰し、不忠実な者たちと同じ目に遭わせる。

 

雇われている、例えば支店長のような人が、その店の運営を自分の私利私欲のためだけに運営して、本社から多くの支援を受けておりながら、会社の利益を本社に報告もせず、利益を本社に伝えようともしないで、会社の社員を殴ったり虐待したりして自分は悠々自適な暮らしをしていたとしたら、その支店長を雇っている会社の社長は、支店長を首にして、損害賠償を請求するのではないかと思います。

 

「その僕の主人は予想しない日、思いがけない時に帰って来て、彼を厳しく罰し、不忠実な者たちと同じ目に遭わせる。」と言われていますが、私たちの主人である神様は、私たちの考えも行いもすべてを承知していて、それに応じて報いを与えると言われるのです。

 

私たちを養い、今日も生かしてくださる神様である主人は、私たちのことをすべてご存知で、やがては必ず帰ってくるということを忘れてはなりません。この時、「主人が帰って来たとき、言われたとおりにしているのを見られる僕は幸い」です。

 

祈り

 

天の父なる神様、私たちはあなたから多くのものをいただいていかされているにもかかわらず、あなたの恵みもあなたの御心も考えることなく過ごしてしまうことがあります。あなたが私の主であることを覚えることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。