7:17 そして、そういうことを行っているのは、もはやわたしではなく、わたしの中に住んでいる罪なのです。

 7:18 わたしは、自分の内には、つまりわたしの肉には、善が住んでいないことを知っています。善をなそうという意志はありますが、それを実行できないからです。

 7:19 わたしは自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている。

 

罪によって自分自身が支配されてしまっているというのです。自分自身は善を行おうという意思があるのに、自分のうちにある罪が悪を行ってしまっているというのです。

 

それは私たちも同じではないでしょうか。よいことを行おうという意思はあるのに、自分の中にある罪によって悪を行ってしまうという自分の現実があるのです。

 

自分自身を正直に振りかえるならば、自分自身の体も心も罪に支配されてしまっているというあり様を認めざるを得ないのです。「自分に罪がないと言うなら、自らを欺いており、真理はわたしたちの内にありません。」1ヨハネ1章8節と言われているとおりです。

 

祈り

 

天の父なる神様、私たちは自分自身を正直に見つめるならば、自分のうちに罪があることを認めざるを得ません。自分自身の罪を自覚できるように導いてくださるのもあなたの恵みです。あなたの恵みのうちに歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。