13:16 この女はアブラハムの娘なのに、十八年もの間サタンに縛られていたのだ。安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。」

13:17 こう言われると、反対者は皆恥じ入ったが、群衆はこぞって、イエスがなさった数々のすばらしい行いを見て喜んだ。

 

イエス様は、18年間も病の霊にとりつかれていた人を癒されましたが、安息日にそれをしたということで会堂長はこれに対してクレームを付けました。

 

しかしこれは、安息日の掟を与えてくださった神様のみこころは、イエス様が、「この女はアブラハムの娘なのに、十八年もの間サタンに縛られていたのだ。安息日であっても、その束縛から解いてやるべきではなかったのか。」と言われているとおりです。

 

安息日の掟のために人間がいるのではなく、人間のために安息日の掟はあるのです。けれども、当時の宗教指導者たちは、律法の意味を誤解し、人々に背負いきれない重荷を負わせるようなことになっていたのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、神様が人間のために与えてくださった律法には、あなたの御心が教えられていますが、人間は残念ながらこれを守ることが出来ません。守ることが出来ないということはその人のうちに罪があるということを示しています。それは同時に、神からの救い主を必要としているということをも教えられています、あなたによって与えられた救い主が、どうしても必要なのだということを心から覚えることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。