20:8 安息日を心に留め、これを聖別せよ。

20:9 六日の間働いて、何であれあなたの仕事をし、

 

20:10 七日目は、あなたの神、主の安息日であるから、いかなる仕事もしてはならない。あなたも、息子も、娘も、男女の奴隷も、家畜も、あなたの町の門の中に寄留する人々も同様である。

20:11 六日の間に主は天と地と海とそこにあるすべてのものを造り、七日目に休まれたから、主は安息日を祝福して聖別されたのである。

 

神はイスラエルの人々を選び、一週間のうちの土曜日を安息日として、この日を聖別しこの日は特別に神のことを覚え、神の御心を求めて生きる日とするようにと教えて下さいました。

 

この掟が定められるまでは、多くの人々は休みなく仕事をし、自分のためだけにその時間を使うという傾向が強くなっていました。特に奴隷などは、休むことを許されず朝から夜までかなりの重労働を強いられていたのです。

 

安息日の掟は人間のために与えられたものです。私たちは7日ごとに仕事をする時と休む時を区別し、一週間のうちの一日は仕事を休んで休息を得るとともに、神を礼拝し、自分自身の在り方を振り返り、神と共に歩むように自分自身を整えていくのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、私たちのために安息日の掟を与えて下さりありがとうございます。新約の時代になるとイエス・キリストは日曜日に復活したために、日曜日を主の日としてこの日に礼拝を捧げるのが一般的になりました。私たちも一週間のうちの一日を安息日・主の日として大切に覚えることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。