27:23 わたしが仕え、礼拝している神からの天使が昨夜わたしのそばに立って、

 27:24 こう言われました。『パウロ、恐れるな。あなたは皇帝の前に出頭しなければならない。神は、一緒に航海しているすべての者を、あなたに任せてくださったのだ。』

 27:25 ですから、皆さん、元気を出しなさい。わたしは神を信じています。わたしに告げられたことは、そのとおりになります。

 27:26 わたしたちは、必ずどこかの島に打ち上げられるはずです。」

 

この場に及んで船の乗組員たちは、自分たちの判断を誤ったことを認めるようになりました。そしてパウロが語る言葉にも耳を傾けるようになったようです。この時のパウロの言葉はすなわち神からの言葉でした。

 

神はパウロにこう言われました。『パウロ、恐れるな。あなたは皇帝の前に出頭しなければならない。神は、一緒に航海しているすべての者を、あなたに任せてくださったのだ。』パウロは、神の言葉を聞いて人々に伝える預言者の働きをしています。「わたしたちは、必ずどこかの島に打ち上げられるはずです。」

 

パウロの言葉は、この時の乗組員たちに勇気を与えたことでしょう。この時には船の乗組員たちはパウロの言葉に耳を傾けるようになっていました。この時点ではなお激しい嵐の中にあったと思われますが、こうした中に神を信じて歩む人があることは感謝なことです。

 

祈り

 

天の父なる神様、嵐の中を歩むことが私たちの人生にもたびたびあるものです。こうした中で、真実に私たちを助けてくれるもの、真実に私たちのことを理解し、歩むべきまことの道を示してくださる方に信頼して生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。