13:22 イエスは町や村を巡って教えながら、エルサレムへ向かって進んでおられた。

13:23 すると、「主よ、救われる者は少ないのでしょうか」と言う人がいた。イエスは一同に言われた。

13:24 「狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れない人が多いのだ。

13:25 家の主人が立ち上がって、戸を閉めてしまってからでは、あなたがたが外に立って戸をたたき、『御主人様、開けてください』と言っても、『お前たちがどこの者か知らない』という答えが返ってくるだけである。

 

「主よ、救われる者は少ないのでしょうか」と尋ねた人に対して、イエス様は、「狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れない人が多いのだ。」とお答えになりました。

 

大学でキリスト教を教えている方々やキリスト教会の牧師や神父の方々の中には、聖書には神の裁きということも記されているが、基本的に神は愛なのですべての人が救われるのだと教えている方々もおられます。これは万人救済説と言われる考えに立つ人たちですが、聖書をきちんと読むならば、すべての人が救われるというのは誤りであることが分かります。

 

人間は自分の都合の良いように理解しようとする傾向がありますが、今日の聖句においても、イエス様は、救われる人は少ないことを教えておられます。さらに今日の聖句においては、救いへの扉は今はすべての人に開かれているが、やがて閉じられる時が来る。その時までに神に立ち帰ることが求められているということです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたによって救いの道が開かれていることを感謝いたします。それを無駄にすることがありませんように、主の言葉に聞き従うことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。