無垢な人の慈善は、彼の道をまっすぐにする。神に逆らう者は、逆らいの罪によって倒される。

正しい人は慈善によって自分を救い/裏切り者は自分の欲望の罠にかかる。

神に逆らう者は力に望みをかけ、期待しても/死ねばそれも失われる。

「力に望みをかける」と言われていますが、ここに言われる「力」とは何でしょうか。腕力、武力、経済力、権力などが思い起こされます。

こうした力を得ようとし、こうした力により頼もうとしている人はいかに多いことでしょうか。

昔も今も、ほとんどの世界中の指導者たちは、このような力を追求し、力によって人々を支配しようとしてきたように思われます。

「神に逆らうものは力に望みをかける」と言われています。現在、世界中の富を持つ人たちのわずか0.1%の人たちが、それ以下の人々の資産よりも多くの資産を持ち、経済力のみならず、軍事的にも、各界に多大な影響力をもって人々を支配していると言われています。確かにそうした権力者たちは、(神にではなく)力により頼もうとしているように思われます。

またそうした人々は、二枚舌を使って平気で人々を騙すような、「不純」な人であるようにも思われます。神は私たちに「無垢」であること、裏表がないこと、純粋であり正直であることを願っておられます。

祈り

天の父なる神様、無垢な心であなたを求め、あなたと共に歩むことをあなたは願っておられます。まっすぐにあなたを信頼し、あなたの御心のうちを歩むことが出来ますようにお導きください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。