14:28 あなたがたのうち、塔を建てようとするとき、造り上げるのに十分な費用があるかどうか、まず腰をすえて計算しない者がいるだろうか。

14:29 そうしないと、土台を築いただけで完成できず、見ていた人々は皆あざけって、

14:30 『あの人は建て始めたが、完成することはできなかった』と言うだろう。

 

例えば、家を作るときであれば、どんな家にするのかをあらかじめ考えて、そのための十分な費用があるかどうかも考えつつ、これならできるという判断が出来た時に工事を始めることになるでしょう。

 

何も考えないで、いきなり工務店にお願いして作るということはまずありえないと思います。

 

神様の救いの計画も、それが必ず実現できるという神様としての判断があるからこそ、これを実現に至らせておられるのです。この御業を実現するにあたって、サタンが如何に狡猾であり、巧みに人々を誘惑し、この世の権力者たちのみならず、あらゆる人々を巧みに操ってしまうこともご存知でした。

 

神の御心を伝えるために数多くの預言者たちを遣わしても、自由な意思を持った人々は預言者たちの声に聴き従おうとしないこともご存知であり、この働きをするためには、神の御子を十字架につけるほどの代償を払わなければならないこともご存知でした。

 

大きな代償を払わなければならないけれども、必ず勝利を収めることが出来ること、救いに選んだ人は一人として漏れることなく救われることをご存知で、この働きを実現に至らせておられるのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、私たちのためにあなたの救いの御計画に従って、預言者たちを遣わし、あなたのひとり子をも遣わしてこれを実現してくださる恵みを感謝いたします。

信仰をもって歩む者には、すでに勝利が約束されている人生であることを覚えて、主と共に歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。