7:1 イエスは、民衆にこれらの言葉をすべて話し終えてから、カファルナウムに入られた。

7:2 ところで、ある百人隊長に重んじられている部下が、病気で死にかかっていた。

7:3 イエスのことを聞いた百人隊長は、ユダヤ人の長老たちを使いにやって、部下を助けに来てくださるように頼んだ。

7:4 長老たちはイエスのもとに来て、熱心に願った。「あの方は、そうしていただくのにふさわしい人です。

7:5 わたしたちユダヤ人を愛して、自ら会堂を建ててくれたのです。」

 

百人隊長は異邦人であったと思われます。しかし、聖書が教えている神を信じ、神の御心に従おうとしていた人物だったのでしょう。

 

異邦人であってもユダヤ人の会堂を建てるほどに、神があがめられること、そして神を崇めている人々のために自分の出来ることをしようとしてきた人でした。

 

そのような百人隊長の部下が病気になった時、それも重い病気であったと思われます。その部下のために、この百人隊長はイエス様のところに行ってこの病気をいやしてもらえるように懇願しました。

 

このように部下のことを思いやる百人隊長のことを、イエス様もすぐに理解することが出来たでしょう。神への信仰は行動に現れるという一つの実例です。

 

祈り

 

天の父なる神様、百人隊長の信仰に現わされているように、私たちの信仰が神への愛と隣人への愛に現わされていくようなものでありますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。