24:21 その間、僕は主がこの旅の目的をかなえてくださるかどうかを知ろうとして、黙って彼女を見つめていた。

24:22 らくだが水を飲み終わると、彼は重さ一ベカの金の鼻輪一つと十シェケルの金の腕輪二つを取り出しながら、

24:23 「あなたは、どなたの娘さんですか。教えてください。お父さまの家にはわたしどもが泊めていただける場所があるでしょうか」と尋ねた。

24:24 すると彼女は、「わたしは、ナホルとその妻ミルカの子ベトエルの娘です」と答え、

24:25 更に続けて、「わたしどもの所にはわらも餌もたくさんあります。お泊まりになる場所もございます」と言った。

 

リベカは、「水を飲ませてください」と言ったアブラハムの僕に水を汲んで差し上げたばかりではなく、「ラクダにも水を飲ませましょう」と言って大変な労力を払って水を飲ませてくれました。

 

それで、「あなたは、どなたの娘さんですか。教えてください。」と尋ねると、「わたしは、ナホルとその妻ミルカの子ベトエルの娘です」と答えたのです。常識的に考えれば、「ラクダにも飲ませてあげましょう」とあえて言ってくれる人はほとんどいないでしょうし、この地域に来ても、アブラハムの親族に巡り合える確率も非常に低いと言えるでしょう。

 

しかし、最初に声をかけた人が、ベトエルの娘リベカであったということは、奇跡的な出会いであったと言えるでしょう。神がめぐり合わせてくださったということを教えているのです。神は私たちにも様々な出会いを与えてくださいます。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたが与えてくださった様々な出会いを感謝いたします。あなたのもとを離れていた私たちがあなたの恵みのうちに歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。