41:53 エジプトの国に七年間の大豊作が終わると、

41:54 ヨセフが言ったとおり、七年の飢饉が始まった。その飢饉はすべての国々を襲ったが、エジプトには、全国どこにでも食物があった。

41:55 やがて、エジプト全国にも飢饉が広がり、民がファラオに食物を叫び求めた。ファラオはすべてのエジプト人に、「ヨセフのもとに行って、ヨセフの言うとおりにせよ」と命じた。

41:56 飢饉は世界各地に及んだ。ヨセフはすべての穀倉を開いてエジプト人に穀物を売ったが、エジプトの国の飢饉は激しくなっていった。

41:57 また、世界各地の人々も、穀物を買いにエジプトのヨセフのもとにやって来るようになった。世界各地の飢饉も激しくなったからである。

 

7年の豊作の期間が終わると飢饉に襲われることになりました。飢饉は世界各地に及んだと言われています。飢饉は次第に激しくなりましたが、ヨセフの指示によってエジプトにはたくさんの穀物が確保されていました。

 

夢の解き明かしによれば、7年の不作が続くということでしたから、エジプトの周辺に住んでいる人々もエジプトまで穀物を買いに来るようになりました。

 

今の日本では、スーパーに食物がなくなるというようなことは考えられませんが、食料を輸入に頼ってきている状態で、世界的にも食糧危機が叫ばれるようになってきており、コロナウィルスの広がりとともに流通も滞ってしまうことが見られるようになり、金融恐慌が来るかもしれないとも言われています。

 

ここにあるヨセフをめぐる出来事も他人ごとではありません。私たちの将来にも様々な困難に遭遇することもあることでしょう。その時にも神と共に歩むことこそ重要なことだと聖書は教えているのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、新型コロナウィルスの広がりとともに、世界的に様々な問題が生まれ、不安や恐れを覚えている多くの方々がおられます。こうした時、改めて私たちのあるべき姿を問いながら、あなたの御心のうちに生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。