そのように夫も、自分の体のように妻を愛さなくてはなりません。妻を愛する人は、自分自身を愛しているのです。わが身を憎んだ者は一人もおらず、かえって、キリストが教会になさったように、わが身を養い、いたわるものです。わたしたちは、キリストの体の一部なのです。エフェソ5:28~30

イエス・キリストは十字架にかかるほどに私たちを愛してくださいましたが、「そのように夫も、自分の体のように妻を愛さなくてはなりません。妻を愛する人は、自分自身を愛しているのです。」と言われています。私も結婚生活を始めて40年が過ぎましたが、結婚生活を続けるにつけ、妻を愛することは自分を愛することだというこの言葉が、本当にその通りだと思います。

創世記2章には、「男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。」(創世記2:24)と言われています。結婚した二人の男女は一体となるのだといわれているのです。それまで生きてきた境遇も違い、男性と女性という考え方思考の違い、性格の違いなどがありますが、結婚をしてすぐに一体になるというよりは、時間をかけて、お互いにその違いを認め、受け入れ、助け合い、補い合ってともに歩んでいく中で夫婦になっていくのです。

神が与えてくださった結婚の奥義とは深淵であり神秘的なものですね。それは聖書においては、キリストと教会の関係としても表現されており、旧約聖書の雅歌においても美しく表現されています。

祈り

天の父なる神様、先ずあなたが私たちを愛してくださり、この命溢れる世界に私たちを住まわせ、男と女に創造し、共に生きる者としてくださったことを感謝いたします。あなたが私たちを愛してくださったように愛し合う者とならせてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。