7:25 主がナイル川を打たれてから七日たつと、

7:26 主はモーセに言われた。「ファラオのもとに行って、彼に言いなさい。主はこう言われた。『わたしの民を去らせ、わたしに仕えさせよ。

7:27 もしあなたが去らせることを拒むならば、わたしはあなたの領土全体に蛙の災いを引き起こす。

7:28 ナイル川に蛙が群がり、あなたの王宮を襲い、寝室に侵入し、寝台に上り、更に家臣や民の家にまで侵入し、かまど、こね鉢にも入り込む。

7:29 蛙はあなたも民もすべての家臣をも襲うであろう』と。」

 

最近、家の中にたくさんの蟻が入ってきたので、家の中に入ってこないように、ミントをスプレーしたり、アリの巣コロリをその入り口に置いておきましたら、全く入ってこなくなりました。蛙と言えば、子供のころ田んぼにはオタマジャクシがいて、それが大きくなると蛙になって、よく蛙の声を聞いたものです。蛙は何となく愛嬌のあるものですが、この蛙があまりにもたくさんになって、家の中にも入ってきて、台所にも寝室にも蛙であふれるようになったら、ちょっといやですね。

 

ナイル川の水を血に変えた後で、今度は神は、蛙の災いをエジプトにもたらしました。田んぼで鳴いているくらいならかわいいものですが、たくさんの蛙が家の中にも入ってきて、昼も夜も出てきて足の踏み場もないようになったら、これは異常な現象だと気づくのではないでしょうか。

 

これは神によってもたらされた災いでした。エジプトの王様は、あらかじめモーセとアロンによって、この災いが神によるものであることを告知されていました。主はモーセに言われた。「ファラオのもとに行って、彼に言いなさい。主はこう言われた。『わたしの民を去らせ、わたしに仕えさせよ。もしあなたが去らせることを拒むならば、わたしはあなたの領土全体に蛙の災いを引き起こす。」と言われていますから、エジプトの王はこの時も、イスラエルを去らせることを拒否していたのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、奴隷のイスラエルを解放するために、蛙の災いによってエジプトの王に望んで下さり、主なる神がおられることを人々に示してくださいました。さらに神を神として生きるべきことを人々に示してくださいました。へりくだって、神と共に歩むことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。