1:36 あなたの親類のエリサベトも、年をとっているが、男の子を身ごもっている。不妊の女と言われていたのに、もう六か月になっている。

1:37 神にできないことは何一つない。」

1:38 マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。

 

かつて神様は、高齢になったアブラハムとサラに、子供が生まれることを約束し、アブラハムの子孫を海辺の砂、空の星のように大きなものとすると言われ、その通りに彼の子供イサクを与え、その子孫を大いなるものとしてくださいました。

 

ユダヤ人たちはその出来事を知っているはずです。エリサベツも高齢でありながらヨハネを身ごもりました。エリサベツはマリアの親戚でしたから、彼女が年をとっていたのに身ごもったことを知らされていたのではないでしょうか。

 

マリアはこの時天使のお告げを聞いて、処女である自分が身ごもるようになることを聞かされて、「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」と答えました。

 

マリアの素直な、純粋な信仰を思わせられます。

 

祈り

 

天の父なる神様、ヨセフとマリアを両親としてイエス・キリストをこの世に産まれさせ、あなたの救いの御業を実現してくださる恵みを感謝いたします。私たちも主に在って歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。