15:13 主はアブラムに言われた。「よく覚えておくがよい。あなたの子孫は異邦の国で寄留者となり、四百年の間奴隷として仕え、苦しめられるであろう。

15:14 しかしわたしは、彼らが奴隷として仕えるその国民を裁く。その後、彼らは多くの財産を携えて脱出するであろう。

15:15 あなた自身は、長寿を全うして葬られ、安らかに先祖のもとに行く。

15:16 ここに戻って来るのは、四代目の者たちである。それまでは、アモリ人の罪が極みに達しないからである。」

15:17 日が沈み、暗闇に覆われたころ、突然、煙を吐く炉と燃える松明が二つに裂かれた動物の間を通り過ぎた。

 

神はアブラムに、今後イスラエルに起こることを予告しておられます。「あなたの子孫は異邦の国で寄留者となり、四百年の間奴隷として仕え、苦しめられるであろう。」という予告の通り、アブラムの子孫は、やがてヨセフの代になってエジプトに移り住み、400年もの間奴隷としての苦しい生活をした後、神の不思議な導きによって出エジプトを経験するようになるのです。

 

「煙を吐く炉と燃える松明が二つに裂かれた動物の間を通り過ぎた。」というのは、神がアブラムを人類の代表者として、人類を救い、約束の地を与えるという恵みの契約を結ばれたことを表しています。引き裂かれた動物の間を通り過ぎたのは、神だけであってもう一方の当事者であるアブラムは通り過ぎていません。この契約は神による一方的な恵みの契約であったことが分かります。

 

祈り

 

この歴史を支配し、摂理の御手をもって私たちを導いてくださる天の父なる神様、罪に堕ちた私たちは自分の力や努力によっては、この罪をどうすることもできないまま裁かれる以外にないものでしたが、あなたが私たちとの間に恵みの契約を結び、それを実現してくださることを心より感謝いたします。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。