19:25 僕たちが、『御主人様、あの人は既に十ムナ持っています』と言うと、

19:26 主人は言った。『言っておくが、だれでも持っている人は、更に与えられるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられる。

19:27 ところで、わたしが王になるのを望まなかったあの敵どもを、ここに引き出して、わたしの目の前で打ち殺せ。』」

 

主人が王の位を得て帰ってきたときのことが記されています。イエス・キリストは、再び来ることを告げて、大勢の弟子たちが見ている中、天に昇って行かれましたが、終わりの時代になると、やがてこの世に再臨なさるのです。

 

この時、この世の悪の頭であった悪魔や悪魔の支配のもとにそれに加担した人たち、神に従おうとしない人たちは、この時、神の裁きを受けて滅ぼされます。

 

このような神の裁きがあることを、イエス様はあらかじめ教えて下さっています。正義が行われていないと思われるようなこの世界ですが、神は忍耐強く、今も神に立ち帰る人が与えられるように願いつつ、この裁きの日を遅らせておられると聖書には言われています。

 

けれども、いつまでもこのような状態が続くのではなく、必ず神の裁きと救いの完成の時が来ることをみ言葉は教えているのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、この世界に悪がはびこっている中で、神の栄光は損なわれているようにも見えますが、あなたは必ず言われたことを実現してくださり、やがてあらゆる悪を消し去り、救いを完成する時が来ることを教えてくださっています。その時を待ち望みながら主に在って日々を過ごすことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。