13:33 だが、わたしは今日も明日も、その次の日も自分の道を進まねばならない。預言者がエルサレム以外の所で死ぬことは、ありえないからだ。

13:34 エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。

13:35 見よ、お前たちの家は見捨てられる。言っておくが、お前たちは、『主の名によって来られる方に、祝福があるように』と言う時が来るまで、決してわたしを見ることがない。」

 

神様は、人類を救うにあたって、まず、ユダヤ民族をお選びになり、彼らに御言葉を与え、律法を与え、預言者たちをお遣わしになって彼らを導いてきてくださいました。

 

しかし、「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。」と言われているように、彼らは神の召しと招きに応えることが出来ませんでした。

 

神によって遣わされた預言者たちが迫害されたり殺されたように、イエス・キリストが来られた時にも、迫害されたりついには十字架において殺されるということになりました。「殺される」と書きましたが、実際には、神の救いの御業を実現するためには十字架を避けることは出来ないことをご存知でしたので、主イエスご自身が十字架に向かって歩まれ、彼らがなすがままに任されたのでした。

 

祈り

 

天の父なる神様、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、私たちをあなたのもとに導いてくださる恵みを感謝いたします。しかし、多くの恵みをもって生かしてくださっている方を迫害したり拒否したりする罪深いものを私たち自身も持っています。悔い改めつつあなたに聞き従うものとならせてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。