24:40 そのとき、畑に二人の男がいれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。

 24:41 二人の女が臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。

 

「そのとき、畑に二人の男がいれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される。二人の女が臼をひいていれば、一人は連れて行かれ、もう一人は残される」とあります。これは、イエス様が人の子として来られるとき、天使たちを遣わして御自分の選ばれた人たちを四方から呼び集めることによって起こることです。

 

「連れて行かれる」とは天使によってイエス様の御前に連れて行かれることです。また、「残される」とは滅びのうちに残されるということです。畑で働いているときに、あるいは、臼をひいているときに、そのような日常の仕事に励んでいるその最中に、人の子であるイエス・キリストは来られて、御自分の選びの民を御前に呼び集められるのです。

 

「だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。このことをわきまえていなさい。家の主人は、泥棒が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に押し入らせはしないだろう。だから、あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである」と言われるのです。

 

世の終わりがいつ起こるかについて、それがいつであるのかは教えられていません。それがいつであっても目を覚まして(信仰を持って神様との関係を確かなものとして)備えていくことが求められているのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、世の終わりがいつあるのか分かりませんが、いつその時が来てもよいように備えていくことが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。