日本は実にたくさんの資格があり、学歴社会でもありますから、聖書やキリスト教がわかるのは、高学歴で思考力のある人だろうと思われる方もあるかもしれません。もちろん基本的な知識を持つことは必要ですが、字が読めない人や学校に行ったことのない人でも立派な信仰を持っている人はたくさんあります。ですから、私は学歴がないから、などという人も心配しないで教会の門をたたいてください。神様はあなたをも招いておられます。

むしろ大切なことは、真理を求めようとする心、イエス・キリストに聞く心なのだと思います。このようにして聖書に聞いていくと、聖書を学ぶ場は、机の上だけではない、日常生活のあらゆるところで、私たちの生活において学ぶことができるようになってくるでしょう。

成長する人は学ぶ人です。そして学ぶとは変わることです。信仰の上で成長しようと思ったら、やはりそれぞれが自分の事情のゆるすかぎり、きちんと学ぶことをお勧めします。人間というものは、頭だけでもなければ、心だけでもありません。頭で理解すること、心で受けとめること、感じること、いずれも大切なことです。

私は、礼拝に出席することと、牧師に願い出て、キリスト教入門講座などできちんと聖書の基礎を理解していただくことをお勧めいたします。