13:1 その日、イエスは家を出て、湖のほとりに座っておられた。

 13:2 すると、大勢の群衆がそばに集まって来たので、イエスは舟に乗って腰を下ろされた。群衆は皆岸辺に立っていた。

 13:3 イエスはたとえを用いて彼らに多くのことを語られた。

 

私たちは、イエス様の弟子たちこそ、イエス様の父の御心を行う兄弟姉妹であることを見てきました。今日の御言葉には、イエス様が湖のほとりでたとえ話によって神の国のことをお語りになったことが記されています。

 

イエス様のそばには、大勢の群衆が集まってきました。それでイエス様は、舟に乗って腰を下ろされ、岸辺に立っている群衆にたとえを用いて多くのことを語られたのです。

 

イエス様はすでにマタイによる福音書5章から7章までにかけて山上の説教と言われる教えを伝えておりましたが、今日のみ言葉は冒頭の言葉とよく似ています。福音書記者マタイは、5章から7章までに、イエス様の弟子たちへの教えをまとめて記し、13章には、イエス様が群衆に語られた多くのたとえをまとめて記しているのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、大勢の群衆に対して、舟に乗って神の国のたとえ話を話されたイエス様の姿を思い浮かべながら、今日もみことばをもって私たちに語り掛け、聖霊によってお導きくださる恵みを感謝いたします。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。