6:14 もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。

 6:15 しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない。」

 

人を赦すことについて、イエス様は、マタイによる福音書18章21節からの所で、まことに分かり易いたとえ話をお話になっています。そこでは弟子のペトロがイエスさまに向かって、「主よ、兄弟が私に対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。7回までですか?」と尋ねたことから始まっています。それに対してイエスさまは、「7回どころか7の70倍までも赦しなさい」と言われました。

 

そして、それに続いて‥‥ある王が家来たちに借金の返済を求めました。しかしその中で1万タラントン借金している家来が返済できませんでした。この家来は、「どうか待って下さい。きっと全部お返しします」としきりに頼んだので、王は憐れに思って、その借金を帳消しにしてやりました。(何と気前のよい王でしょう!)

 

ところがこの家来は出て行くと、百デナリオンを貸している人に出会いました。百デナリオンは百万円だとします。その百デナリオンを貸している仲間の首を絞めて、「金返せ!」と言ったのです。仲間がひれ伏して、「どうか待ってくれ」としきりに頼んだのですが、その家来は容赦せず、その仲間を引っ張っていって、債務者用の牢獄に入れてしまったのです。

 

この出来事を知った王は、その家来を呼びつけて言いました。「不届きな家来だ。お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。私がお前を憐れんでやったように、お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか」。そして王は怒って、その家来を牢獄に引き渡した‥‥。そしてイエスさまは続けておっしゃいました。「あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、私の天の父もあなたがたに同じようになさるだろう」。このように言われたのでした。

 

祈り

 

天の父なる神様、イエス・キリストの故に、あなたが多くの罪を赦してくださった事を感謝いたします。人を赦すことが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。