12:31 だから、言っておく。人が犯す罪や冒涜は、どんなものでも赦されるが、“霊”に対する冒涜は赦されない。

 12:32 人の子に言い逆らう者は赦される。しかし、聖霊に言い逆らう者は、この世でも後の世でも赦されることがない。」

 

サムエル記上2章25節には、「人が人に罪を犯しても、神が間に立ってくださる。だが、人が主に罪を犯したら、誰が執り成してくれよう。」と言われています。新約の時代に生きる私たちは、神様と私たちとの間に、執り成してとして、イエス・キリストがおられることを知っています。

 

ですから、私たちは神様に罪を犯しても、悔い改めて、罪の赦しをいただき、神の民として歩み続けることができるのです。しかし、イエス・キリストへの信仰を与えてくださる聖霊を冒涜する罪を犯す人は、イエス・キリストを信じることはできなくなります(一コリント12:3参照)。

 

そうすれば、神様と私たちの間に立って、執り成してくださる方はいなくなってしまうのです。それゆえ、イエス様は、「人が犯す罪や冒涜はどんなものでも赦されるが、聖霊に対する冒涜は赦されない」と言われたのです。

 

私たちは、イエス・キリストへの信仰によって救われるのですが、聖霊の働きがなければ信仰を持つことは出来ないのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、聖霊の働きによって信仰が与えられ、あなたの恵みの内を歩み続けることが出来ることを心より感謝いたします。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。