4:13 そして、ナザレを離れ、ゼブルンとナフタリの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれた。

 4:14 それは、預言者イザヤを通して言われていたことが実現するためであった。

 4:15 「ゼブルンの地とナフタリの地、/湖沿いの道、ヨルダン川のかなたの地、/異邦人のガリラヤ、

 4:16 暗闇に住む民は大きな光を見、/死の陰の地に住む者に光が射し込んだ。」

 

イエス様はこれまでの生活の拠点であったナザレを離れ、「ゼブルンとナフタリの地方にある湖畔の町カファルナウムに来て住まわれ」ました。カファルナウムはガリラヤ湖の北西部にある街ですが、その当時は5万人ほどの人口があったようです。

 

後にイエス様の弟子となったナタナエルは、「ナザレから何の良いものが出ようか」と言いましたし、ここでも「異邦人のガリラヤ」と言われているように、ガリラヤ地方は、イスラエルにおいても影が薄いと考えられていました。

 

けれども、これはすでに預言されていた出来事であると言われています。イザヤ書8章23節には、「ゼブルンの地、ナフタリの地は辱めを受けたが/後には、海沿いの道、ヨルダン川のかなた/異邦人のガリラヤは、栄光を受ける。」と言われていました。

 

列王記下の第15章29節によると、アッシリアの王ティグラト・ピレセルが攻めて来て、ガリラヤ、およびナフタリの全地方を占領し、その住民を捕囚として連れ去ったことが記されています。そしてガリラヤ地方には多くの異邦人が連れてこられるようになったのでした。異邦人のガリラヤと言われるゆえんです。

 

祈り

 

天の父なる神様、イエス様は、異邦人のガリラヤと言われているガリラヤのナザレで育ち、異邦人が混在している地方から福音宣教を行っていかれました。小さな町で育ち、社会において弱い立場にある人々とかかわっていかれました。そのようなあなたの恵みを感謝いたします。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。