13:8 わたしたちは、何事も真理に逆らってはできませんが、真理のためならばできます。

 

ヨハネによる福音書には、「真理」という事について詳細に記されていますが、真理についてよくわかるのは、イエス・キリストの次の言葉です。「「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」(ヨハネの福音書14:6)

 

すなわち、真理とはイエス・キリストそのものであるという事です。「何事も真理に逆らってはできませんが、」というのは、イエス・キリストに逆らっては何もできないという事です。

 

逆に言えば、「真理のためならば」何でもできるのです。真理のために生きるようになるためには、イエス・キリストについて知り、イエス・キリストの御心に従って生きるようになることです。

 

ヨハネの福音書8章には、「イエスは、御自分を信じたユダヤ人たちに言われた。「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」」(ヨハネの福音書8:31~32)と言われています。

 

真理であるイエス・キリストは、罪と死に束縛されている私たちを解放し、まことの命を得させてくださるのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、真理そのものであるイエス・キリストを私たちのためにお遣わしくださることを感謝いたします。偽りの多いこの世界にあって、真理を知り、真理のうちに生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。