22:9 だから、町の大通りに出て、見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。』

 22:10 そこで、家来たちは通りに出て行き、見かけた人は善人も悪人も皆集めて来たので、婚宴は客でいっぱいになった。

 

「町の大通りに出て、見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい」。ここでは旧約の民イスラエルだけではなく、すべての人が婚宴に招かれています。このことは、神の民イスラエルの不従順を通して、神の救いが異邦人へと与えられることの予告とも言うことができます。

 

とにかく、王は王子のための婚宴をたくさんの人たちで満たしたいのです。そして、家来たちは、見かけた人は善人も悪人も皆集めてきたので、婚宴は客でいっぱいになったのでした。

 

「善人も悪人も皆」とありますが、これは「無条件で」ということです。花婿であるイエス様の婚宴には、無条件で、すべての人が招かれているのです。そして、その招きをいただいて、私たちはイエス様の婚宴のひな型とも言える礼拝をささげているのです。この礼拝堂はたくさんの人で一杯ではありませんが、しかし、神様の御心は、この礼拝堂がたくさんの人で一杯になって、イエス様の婚宴を祝うことなのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたの救いの恵みをイエス・キリストによって実現し、すべてのものがこれに与るようにとお招きくださることを感謝いたします。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。