1:24 その後、妻エリサベトは身ごもって、五か月の間身を隠していた。そして、こう言った。
1:25 「主は今こそ、こうして、わたしに目を留め、人々の間からわたしの恥を取り去ってくださいました。」
ザカリヤとエリサベツは、信仰深い人たちであり、神が約束されたメシアが来ることを待ち望んでいました。そのような待望信仰は、今のクリスチャンにも、イエス・キリストが再臨なさるのを待ち望む信仰が求められているということが出来ます。
この世においては神を求める人は少なく、いつの時代でも真実にイエス・キリストを信じて生きる人は少数派です。
ザカリヤとエリサベツの信仰は、形だけ、表面だけのものではなく、真心からのものであったと思います。イエス・キリストの母となったマリヤもそうですが、ヨハネの母となったエリサベツもそれは同じであったことでしょう。
エリサベツの場合は、「人々の間からわたしの恥を取り去ってくださいました。」と述べていますが、信仰深い人であったのに、子供に恵まれず、周囲の人々からは子供のいない女性として「恥」を受けていたようです。
しかし、今高齢であったにもかかわらず、神はこの二人にヨハネという大切な働きをする子供を授けて下さいました。
祈り
天の父なる神様、ザカリヤとエリサベツに、救い主の道備えをするヨハネを生まれさせて、人々を悔い改めに導き、神に心を向けさせてくださる恵みを感謝いたします。私たちも真心からの悔い改めをもって、私たち自身のうちに救い主をお迎えすることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。