造り主の姿に倣う新しい人を身に着け、日々新たにされて、真の知識に達するのです。そこには、もはや、ギリシア人とユダヤ人、割礼を受けた者と受けていない者、未開人、スキタイ人、奴隷、自由な身分の者の区別はありません。キリストがすべてであり、すべてのもののうちにおられるのです。コロサイ3:10~11
私たちの暮らしているこの世界には、様々な差別があることを思わされます。人種によって、肌の色の違いによって、障害があることによって、学歴によって、民族の違いや境遇の違いによって、様々な差別が存在しています。
しかし、キリストにあって行われる新しい創造においては、すべての差別はなくなります。「もはや、ギリシア人とユダヤ人、割礼を受けた者と受けていない者、未開人、スキタイ人、奴隷、自由な身分の者の区別はありません。」
当時、ギリシャ人たちは、教養が低くギリシャ語が話せない人のことを「未開人」と呼んでいました。「スキタイ人」は、文化とは無縁の生活をしている人たちだと考えられていました。
私たちの住むこの世界には依然として差別がありますが、イエス・キリストは、そのようなあらゆる差別を無くし、どのような民族・境遇に生きてきた人であったとしても、キリストのいのちに与り、神のいのちに生きることが出来るのです。
祈り
天の父なる神様、あなたの目にはどの人も大切な尊い存在であり、あなたはすべての人が救われて真理を知るようになることを願っておられます。この救いの恵みに与る人がたくさん起こされますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。