キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい。そして、何を話すにせよ、行うにせよ、すべてを主イエスの名によって行い、イエスによって、父である神に感謝しなさい。コロサイ3:16~17
私たちが心に思うこと、行動することが神の御心に従うものとなるためには、キリストの言葉(聖書の言葉)が自分のうちに宿ることが必要なことです。「詩編と賛歌と霊的な歌」は、聖書の中に含まれているものもあれば、信仰により聖霊によって生み出されてきた歌であるに違いありません。
キリストの言葉がわがうちに宿るようになると、感謝が生まれ、神を賛美するように促されていくようになります。「霊的な歌」とは、現生的な歌とは区別された喜びと希望と徳をもたらし、神を神として生きるように人々を導く歌ということが出来ます。
初代教会のクリスチャンたちが歌っていた歌がどのようなものであったのか、今日の聖句から推測することが出来ますが、例えば、コロサイ人への手紙1章15~20節、エフェソ人への手紙5章14節「明らかにされるものはみな、光となるのです。それで、こう言われています。「眠りについている者、起きよ。死者の中から立ち上がれ。そうすれば、キリストはあなたを照らされる。」、フィリピ2章6~11節などに見ることが出来ます。
今日の時代に生きる私たちも、様々な歌を用いて主を賛美しつつ歩みたいと思います。
祈り
天の父なる神様、あなたのみことばを我がうちに蓄えることが出来ますように。そして、それを私たちの生活に生かしていくことが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。