1:14 その子はあなたにとって喜びとなり、楽しみとなる。多くの人もその誕生を喜ぶ。
1:15 彼は主の御前に偉大な人になり、ぶどう酒や強い酒を飲まず、既に母の胎にいるときから聖霊に満たされていて、
1:16 イスラエルの多くの子らをその神である主のもとに立ち帰らせる。
1:17 彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に正しい人の分別を持たせて、準備のできた民を主のために用意する。」
ザカリヤとエリサベツは、子供が生まれてくることももちろん大きな喜びでしたが、そればかりではなく、生まれてくる子供が神に用いられる者となるということを心から喜んだのです。
ヨハネとは、「主は恵み深い」という意味の名前です。ぶどう酒や強い酒を飲まないというのはナジル人のしるしとして、神に捧げられた者であることを示しています。
ヨハネは母の胎にいるときから聖霊に満たされていたと言われています。彼は聖霊に満たされ、導かれて多くの人々を主のもとに立ち帰らせるのです。
預言者マラキが伝えた「見よ、わたしは/大いなる恐るべき主の日が来る前に/預言者エリヤをあなたたちに遣わす。彼は父の心を子に/子の心を父に向けさせる。」(マラキ書3:23)というみ言葉は、ヨハネによって実現されたのです。
クリスチャンである私たちもまたヨハネと同じ働きに召されているということが出来ます。
祈り
天の父なる神様、神様はザカリヤとエリサベツの夫婦を選んで、彼らの子供として生まれてくるヨハネに、救い主を迎える道ぞなえをするという使命をお与えになりました。
この歴史の中に救いの約束を実現し、私たちにもその恵みに与るものとしてくださっていることを心より感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。