2:7 主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。
2:8 主なる神は、東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人をそこに置かれた。

神は土から人を造り、いのちの息を吹き入れられると、人は生きたものとなりました。この「いのちの息」とは神の霊そのものです。ヨブ記33章には、「神の霊がわたしを造り/全能者の息吹がわたしに命を与えたのだ。」(ヨブ記33:4)と言われています。

また、ヨハネの福音書6章には、「命を与えるのは“霊”である。肉は何の役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、命である。」(ヨハネ6:63)と言われています。

いのちを与えるのは霊であるということをよくわきまえておきたいと思います。
神によって造られたアダムは、「エデンの園」で生活を始めました。「エデン」は、「主の園」(イザヤ51:3)、「神の園」(エゼキエル28:13)と表現されるように神の所有される祝福に満ちたところです。アダムはそこを耕すことと守ることを命じておられます。

祈り

天の父なる神様、いのちを与えるのは霊であるということをわきまえつつ、この与えられたいのち、この世界のいのちを大切に治めることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。