13:14 ところが会堂長は、イエスが安息日に病人をいやされたことに腹を立て、群衆に言った。「働くべき日は六日ある。その間に来て治してもらうがよい。安息日はいけない。」
13:15 しかし、主は彼に答えて言われた。「偽善者たちよ、あなたたちはだれでも、安息日にも牛やろばを飼い葉桶から解いて、水を飲ませに引いて行くではないか。
イエス様によって安息日に病院を癒されたのを見た会堂長は、イエスが安息日に病人をいやされたことに腹を立て、群衆に言いました。「働くべき日は六日ある。その間に来て治してもらうがよい。安息日はいけない。」
当時、会堂長は、その会堂管理者であり、会堂で行われる礼拝や諸集会の責任を担っている人でした。当時の大祭司やユダヤ最高議会の教えを受け止めつつ、それに従って会堂の運営をしていたようです。
それによると、イエス様がなさったような癒しの行為は、平日なら問題にはなりませんが、安息日にはしてはならないと言われていたことでした。それで、「安息日にはいけない」と批判したのです。
しかし、律法を与えたのは神様ご自身であり、主イエスご自身でした。イエス様は、本来私たちに与えられた律法は、人のためにあるものであることを教えてくださいました。
祈り
天の父なる神様、あなたの御心を示すものとして律法をお与えくださり感謝いたします。この律法が教えているように神を愛し隣人を愛するものとならせてください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。