思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。ペテロの手紙第一5:7
あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。(新改訳)
わたしのことを心にかけていてくださる神がおられる。このことが本当に分かるならば、私たちの心は平安に包まれるでしょう。私のことを心にかけてくださるのは、親や兄弟、配偶者、友人など様々な方がおられると思いますが、人間の場合は、あるとき、ある程度、心にかけることは出来ても、昼も夜もすべての時間心にかけること等不可能です。
また、そうしたいと思ってはいても能力においても限界があります。神がわたしのことを心にかけてくださるというのは人間の場合とは、天と地ほどの違いがあるのです。事実、私たちはこの神によって日々生かされており、この方がいなければ私たちは一瞬たりとも生きることは出来ません。私たちを今日も生かしてくださっている神を知るならば、より頼むべきお方はこの方以外にはいないことが分かります。
「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。」とありますが、自分でもどうしたらいいか判らないと思うような問題があるかも知れませんし、事故や病気になって心が騒ぐこともあるかもしれません。そんな時、具体的には、みことばを通して神に聞くこと、祈ることといえます。神との交わりの時間を持つことです。
主イエスは、マタイ11章においても、「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイ11:28)と言われました。主イエスの下に行き、あなたの重荷を打ち明け、すべてを主にお委ねしていきましょう。
祈り
天の父なる神様、あなたの守りの中で今日まで守られ支えられてきたことを覚えて感謝いたします。あなたの御手の内にすべてを委ね、あなたの恵みのうちに日々を歩むことができますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。