3:21 民衆が皆洗礼を受け、イエスも洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、
3:22 聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。
3:23 イエスが宣教を始められたときはおよそ三十歳であった。イエスはヨセフの子と思われていた。ヨセフはエリの子、それからさかのぼると、
・・・ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、・・・3:38 エノシュ、セト、アダム。そして神に至る。
イエス様は、30歳くらいになって、いよいよこれから公生涯といわれる救い主としてのお働きを始めるにあたって、バプテスマのヨハネから洗礼をお受けになりました。
そもそもバプテスマのヨハネの洗礼は、悔い改めのしるしとしての洗礼でしたから、罪のないイエス様は洗礼をお受けになる必要はありませんでした。けれども、私たちと同じ罪人の立場に身を置かれて洗礼を受けられたのです。
その時、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。と言われています。天からの声は、父なる神の声でした。これは、人としてこの世に生まれこれまでの生涯を歩んでこられた主イエスの生涯のすべてが神の御心にかなうものであったということを父なる神ご自身が認めておられるということを表しています。
祈り
天の父なる神様、神の御子であられるお方が、私たち罪ある者を救うために、人としてこの世に来られ、私たちと同じ身分に身を置いてくださり、私たちの模範として歩まれ、私たちの救い主としてのご生涯を歩んでくださったことを心より感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。