子たちよ、言葉や口先だけではなく、行いをもって誠実に愛し合おう。(ヨハネの第一の手紙 3章18節)
子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、 行ないと真実をもって愛そうではありませんか。
「口先だけで愛することをせず」とありますが、私たちの住むこの世界には、口先だけのものという言葉が氾濫しているようにも思われます。政治家でも国民のためにとよりよくなるようなことを言うのですが、実際には国民のためにはならない政策を実行してしまっているというようなことがあるものです。
主イエスは、次のようなたとえ話をなさいました。「「ところで、あなたたちはどう思うか。ある人に息子が二人いたが、彼は兄のところへ行き、『子よ、今日、ぶどう園へ行って働きなさい』と言った。兄は『いやです』と答えたが、後で考え直して出かけた。弟のところへも行って、同じことを言うと、弟は『お父さん、承知しました』と答えたが、出かけなかった。この二人のうち、どちらが父親の望みどおりにしたか。」」(マタイ21:28~31)
「どちらが父親の望み通りしたか?」と尋ねておられますが、ここで問われていることは、実際に行った行動ですが、さらに言うならば、それは「真心」ということではないかと思います。神様は、口先の言葉ではなく、私たちの真心を求めておられると言えるでしょう。
それは、私たちが神とともに、神の前に生きることだと言ってもよいでしょうし、神を意識して生きることは、神の愛を意識して生きることであり、神の愛を意識するならば、自発的に神と人とを愛する事につながるのではないでしょうか。
祈り
天の父なる神様、口先だけではなく、真心をもって愛する事を、あなたは主イエスにおいて身をもって示してくださいました。真心をもって愛するものとならせてください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。
真心をもって、神と人とを愛する
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