だが、ダビデもこのペリシテ人に言った。「お前は剣や槍や投げ槍でわたしに向かって来るが、わたしはお前が挑戦したイスラエルの戦列の神、万軍の主の名によってお前に立ち向かう。」第一サムエル17章45節
ダビデはペリシテ人に言った。「おまえは、剣と、槍と、投げ槍を持って、私に向かって来るが、私は、おまえがなぶったイスラエルの戦陣の神、万軍の主の御名によって、おまえに立ち向かうのだ。
これは、イスラエルとペリシテの軍隊が戦っていた時のこと、ペリシテ側は、ゴリアテという、背の高さが2メートル以上もある大男が武器をもって、俺と一騎打ちをする奴は出てこいと呼びかけているときでした。
まだ少年であったダビデは、父に頼まれて戦場に出て行っているお兄さんたちのところにやってきて、ゴリアテの挑戦の言葉を聞くのです。イスラエル側では、だれもゴリアテに立ち向かおうという者はありませんでした。
その時、ダビデは、王であるサウルに言うのです。「あの男のことで、だれも気を落としてはなりません。僕が行って、あのペリシテ人と戦いましょう。・・・獅子の手、熊の手からわたしを守ってくださった主は、あのペリシテ人の手からも、わたしを守ってくださるにちがいありません。」(1サムエル17:32,37)
そして、ゴリアテの前に出ていったときにダビデが語った言葉が今日の聖句です。「お前は剣や槍や投げ槍でわたしに向かって来るが、わたしはお前が挑戦したイスラエルの戦列の神、万軍の主の名によってお前に立ち向かう。」
そして、彼が普段、獣から羊を守るときにしているように、石投げの道具を使ってゴリアテを倒してしまいます。ダビデが勝利することが出来たのは、彼が告白しているように、主なる神が彼と共に働いてくださったからにほかなりません。
祈り
天の父なる神様、私たちの人生には様々な戦いがあります。他の人との間の戦いもありますが、自分自身(の罪)との戦いもあります。真実に戦うべき相手と戦い、勝利の人生を歩むことが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。