16:21 そこで、彼らは朝ごとにそれぞれ必要な分を集めた。日が高くなると、それは溶けてしまった。

16:22 六日目になると、彼らは二倍の量、一人当たり二オメルのパンを集めた。共同体の代表者は皆でモーセのもとに来て、そのことを報告した。

16:23 モーセは彼らに言った。「これは、主が仰せられたことである。明日は休息の日、主の聖なる安息日である。焼くものは焼き、煮るものは煮て、余った分は明日の朝まで蓄えておきなさい。」

16:24 彼らはモーセの命じたとおり、朝まで残しておいたが、臭くならず、虫も付かなかった。

16:25 モーセは言った。「今日はそれを食べなさい。今日は主の安息日である。今日は何も野に見つからないであろう。

16:26 あなたたちは六日間集めた。七日目は安息日だから野には何もないであろう。」

16:27 七日目になって、民のうちの何人かが集めに出て行ったが、何も見つからなかった。

 

神は、1週間の間の1日を安息日としてお定めになり、この日は何の業をもしてはならないと言われました。旧約の時代には安息日は土曜日と定められていましたから、金曜日には2日分のマナが与えられました。

 

その日その日に必要な分だけ与えられ、金曜日のものを除いて翌日まで取っておくことは出来ませんでした。このように規則的に天からのマナが与えられるということは考えられないことですが、これは神がなさったことであると聖書は証言しています。

 

1年間365日、1日は24時間という周期も神が与えて下さっているからこそ、これほど正確に時を刻んでいるのです。これは偶然の産物ではありません。

 

祈り

 

天の父なる神様、この世界に光をもたらし、星の運行を定め、あらゆる自然の営みを通して私たちのいのちを育み支えてくださる恵みを感謝いたします。今日もいのちの主と共に歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。