7:46 ダビデは神の御心に適い、ヤコブの家のために神の住まいが欲しいと願っていましたが、
7:47 神のために家を建てたのはソロモンでした。
7:48 けれども、いと高き方は人の手で造ったようなものにはお住みになりません。これは、預言者も言っているとおりです。
7:49 『主は言われる。「天はわたしの王座、/地はわたしの足台。お前たちは、わたしに/どんな家を建ててくれると言うのか。わたしの憩う場所はどこにあるのか。
7:50 これらはすべて、/わたしの手が造ったものではないか。」』
ダビデ王は、自分が王であるうちに神殿を建てたいと願いましたが、神様はダビデにではなくその子供であるソロモンに神殿を建てるように導かれ、ソロモンが神殿を建てることが出来るように、その材料の多くをダビデの時代に与えて下さいました。
ソロモンによって立てられた神殿は見事なものでしたが、神様はそのような人間によって造られた神殿に住まわれるわけではありません。神はそのような場所に限定されるものではないのです。
それはパウロが次のように述べているとおりです。『世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この神は天地の主ですから、手で造った神殿などにはお住みになりません。また、何か足りないことでもあるかのように、人の手によって仕えてもらう必要もありません。すべての人に命と息と、その他すべてのものを与えてくださるのは、この神だからです。』(使徒17:24~25)
祈り
天の父なる神様、あなたは永遠・不変・偏在なるお方ですから、人間が手で作った神棚などに限定しておられるお方ではありません。私たち「すべての人に命と息と、その他すべてのものを与えてくださる」恵みを感謝いたします。どこにいてもあなたの御手があることを感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。