天の父なる神様、私たちは安定を望むものです。そして自分さえよければという思いが心の片隅にあるのです。そんな私たちを動かして、あなたの御心を行う願いを起こさせ、実現へと至らせてくださる恵みを感謝いたします。神と人とを愛する日々を送ることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。

わたしが、あなたがたとラオディキアにいる人々のために、また、わたしとまだ直接顔を合わせたことのないすべての人のために、どれほど労苦して闘っているか、分かってほしい。それは、この人々が心を励まされ、愛によって結び合わされ、理解力を豊かに与えられ、神の秘められた計画であるキリストを悟るようになるためです。コロサイ2:1~2

自分は何のために生きているんだろうか。今やっていることに意味があるんだろうか。ということをふと考えることもあるのではないでしょうか。私も60歳を過ぎましたから、おそらく人生の半分以上を過ぎてきたと思います。自分の人生を振り返って、本当に意味のある人生を生きているのだろうかと自分に問いかけることもあります。

その問いへの答えを、パウロは今日の言葉で答えているといってもよいでしょう。ここには、イエス・キリストを知るようになることが語られていますが、イエス・キリストを知ることは、単なる知識を増したということにはとどまりません。自分自身が、イエス・キリストにある者と変えられていくことです。

ヨハネ17章3節には「永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。」と言われています。

つまり、人生の意味はイエス・キリストを知ることにかかっているということです。

祈り

天の父なる神様、この人生に意味を与えてくださるのはあなたご自身です。さらに深く広くイエス・キリストを知り、私にあらゆるよきものを与えてくださるあなたを知ることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。