28:7 さて、この場所の近くに、島の長官でプブリウスという人の所有地があった。彼はわたしたちを歓迎して、三日間、手厚くもてなしてくれた。

 28:8 ときに、プブリウスの父親が熱病と下痢で床についていたので、パウロはその家に行って祈り、手を置いていやした。

 28:9 このことがあったので、島のほかの病人たちもやって来て、いやしてもらった。

 28:10 それで、彼らはわたしたちに深く敬意を表し、船出のときには、わたしたちに必要な物を持って来てくれた。

 

イタリアの南にあるクレタ島に到着したパウロたちはプブリウスという方のところでお世話になりましたが、「プブリウスの父親が熱病と下痢で床についていたので、パウロはその家に行って祈り、手を置いていやした。」という出来事がありました。

 

「このことがあったので、島のほかの病人たちもやって来て、いやしてもらった。それで、彼らはわたしたちに深く敬意を表し、船出のときには、わたしたちに必要な物を持って来てくれた。」こうした事柄を見ていくと、船の乗組員たちも島の人たちもパウロが神に導かれた人であることを知らされ、パウロを尊敬するようになったのではないかと思います。

 

神と共に生きる生涯は素晴らしいものです。そこには試練や困難もありますが、私たちのために十字架にかかり、よみがえり、天と地のあらゆる権能を持っておられる方が共にいて私たちを支え導いてくださることを共に覚えていきたいと思います。

 

祈り

 

天の父なる神様、主が共におられる人生について聖書には記されていますが、実際に主が生きておられて、働いてくださいます。主と共に歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。