14:34 婦人たちは、教会では黙っていなさい。婦人たちには語ることが許されていません。律法も言っているように、婦人たちは従う者でありなさい。

 14:35 何か知りたいことがあったら、家で自分の夫に聞きなさい。婦人にとって教会の中で発言するのは、恥ずべきことです。

 14:36 それとも、神の言葉はあなたがたから出て来たのでしょうか。あるいは、あなたがたにだけ来たのでしょうか。

 

当時の社会においては、女性が発言したり人々に教えたりすることは許されていませんでした。それで教会でも同じようにすることをパウロは勧めています。聖書の教えは、神がどのようなお方であるのか、神がなされた救いの御業のような不変の教えである中心的な教えとともに、時代背景に左右されるような変化する周辺的な教えがあります。

 

今日のみ言葉は周辺的な教えということが出来ます。今日の社会では、女性が人々を教えたり、社会的にも高い役職に就くことも普通に行われていますから、字義通りこのみ言葉を理解する必要はありません。むしろ、女性であっても人々に教えることも出来ますし、神による召命があれば、教師や牧師などになることも出来るのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたによって与えられた賜物を生かして、また御霊の導きをいただいて、あなたの御業に励むことが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。