8:13 そして、百人隊長に言われた。「帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。」ちょうどそのとき、僕の病気はいやされた。
しばらく、異邦人である百人隊長の信仰が素晴らしいと称賛なさったイエス様の言葉を見てきました。同じように異邦人であるカナンの女性の信仰を褒められて、彼女の娘をいやされたことが、マタイの福音書15章にも出てきます。
「女は言った。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」そこで、イエスはお答えになった。「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。」そのとき、娘の病気はいやされた。」(マタイによる福音書15:27~28)
このように異邦人の信仰を称賛し、その願いを聞き届けてくださったことが分かります。私たちの神様は、分け隔てをすることなく、異邦人にも信仰を与え、その願いを聞き届けてくださるお方です。
ルカによる福音書20:21,ガラテヤ書2:6などにも神は分け隔てなさらないお方であることが記されています。ここでイエスさまは、「僕の病気は癒される」とは言わないで、「あなたが信じたとおりになるように」と言われました。分け隔てをすることなく、信仰によって救って下さる神様のお恵みを見ることが出来ます。
祈り
天の父なる神様、人々を分け隔てることなく、その心をご覧になって、信仰によって救いに導いてくださるあなたの恵みを感謝いたします。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。