24:42 だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。
24:43 このことをわきまえていなさい。家の主人は、泥棒が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に押し入らせはしないだろう。
24:44 だから、あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。」

イエス様は、世の終わりの時、再臨と共に裁かれるものと救われるものが二分されることをお語りになり、「だから、目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。」と言われました。

目を覚ましているというのは、寝ないでいつも起きているようにせよという事ではなく、寝ていても目覚めていても、どんなときにも神の言葉である聖書のみ言葉をわたしへの神の言葉と受け止めて、神を信頼し、イエス・キリストによってもたらされた神の救いを受け入れ、信仰を持って神と共に生きることです。

43節では、御自分を泥棒に、私たちを家の主人に譬えておられます。泥棒がいつやって来るかを知っている家の主人のように準備をするように、イエス様が思いがけないときに来ても用意ができているようにしていなさいと言われるのです。イエス様は、このように言われることによって、御自分が来られることを忘れてしまわないように警告しておられるのです。

祈り

天の父なる神様、イエス様は、「あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。」と言われました。人の子がいつ来てもよいように、確かな信仰を持って主と共に歩み続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。