17:24 世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この神は天地の主ですから、手で造った神殿などにはお住みになりません。
17:25 また、何か足りないことでもあるかのように、人の手によって仕えてもらう必要もありません。すべての人に命と息と、その他すべてのものを与えてくださるのは、この神だからです。
アテネの人々に対して、パウロは、まことの神様がどのようなお方であるのかということから宣べ伝えています。神はこの天地の造り主であることを語りました。
「世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この神は天地の主ですから、手で造った神殿などにはお住みになりません。」というパウロのメッセージは、神棚や仏壇を家に備えて、人間をも神様として祀っているような日本人に対するメッセージということもできるでしょう。
神様はこの天地の造り主であり、万物を造られたお方であるのに、人々は神をあがめるのではなく造られたものをあがめているではないかというのです。
私たちを創造された神は、「人の手によって仕えてもらう必要もありません。すべての人に命と息と、その他すべてのものを与えてくださるのは、この神だからです。」あらゆる偶像は人間が作り出したものです。そして人間がお世話しなければ存在することもできません。そのようなものは頼りになりません。
私たちはまことの神を神としてあがめるべきなのです。
祈り
天の父なる神様、私たちは目に見えない神様によって創造され生かされているいことを覚えて、まことの神を神として歩み続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。