14:34 「確かに塩は良いものだ。だが、塩も塩気がなくなれば、その塩は何によって味が付けられようか。
14:35 畑にも肥料にも、役立たず、外に投げ捨てられるだけだ。聞く耳のある者は聞きなさい。」
塩は昔から食べ物を腐らせないための防腐剤としての働きをしてきました。さらに味付けとしても用いられています。
いまでは食品添加物の防腐剤が使われるようにもなってきていますが、自然由来のものではないために体にはあまりよくないようです。やはり神によって創造された自然の食べ物が体のためにはよいものであると言えます。
今日の聖句では、塩が塩としての働きをするように、神を信じるクリスチャンも、この世にあって塩のような働きをすることが期待されていると言われています。
自分が一人で信仰をもって生活しているというばかりでなく、この世にあって神の御心に従って生きるように期待されているということです。
マタイによる福音書5章13節には、「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。」と言われています。
祈り
天の父なる神様、塩が私たちの生活に必要であるように、私たちもこの世にあって地の塩としての働きをすることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。