あなたたちは、自分の目で見/はっきりと言うべきである/主はイスラエルの境を越えて/大いなる方である、と。マラキ1章5節
あなたがたの目はこれを見て言おう。「主はイスラエルの地境を越えて偉大な方だ」と。
「あなたの神は小さすぎる」という題の書物がありますが、私たちが描く神の姿はどうしても自分の枠内での神になりがちであり、小さなものになりがちではないでしょうか。
聖書が描く神の姿は、人の枠組みの中で考え出された神ではありません。人間の常識や、人間の理性で考え出されたものではなく、神の啓示によって私たちに示されたものです。
神と私たちを比べてみれば、当然、はるかに神の方が大きいのです。しかし、私たちは、この世において、人間の常識や自然法則などの中で生きていますので、人間の思考で考えられないようなことはなかなか受け入れることが出来ないのです。
聖書の中に、奇跡の出来事が書かれていたり、神が天地を無から創造されたということも、イエス・キリストが罪人のために十字架に架かり、死んでよみがえられたというような出来事は理解しがたいこともあるでしょう。
しかし、神は私たちに信仰心というものを与えてくださり、信仰によって自分を超えた神を信じて生きる者へと造り変えてくださるのです。
祈り
天の父なる神様、あなたは、偉大なお方ですが、その偉大さをまだ十分には知りえない者です。主にあって、確かなものを信じる信仰によって生きるものとならせてください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。