何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、 神はその願いを聞いてくださるということ、 これこそ神に対する私たちの確信です。(ヨハネの第一の手紙 5章14節)
神は、人間を、他の動物とは違って、知性や、感情、そして意志を持ったものにお造りになりました。動物の場合は、ほとんどが本能に従って行動しますが、人間は、その知性によってものごとを判断し、また、その意志の願うところによって行動します。
神は、人間を「神のかたち」に造って、人間に選択の自由をお与えになりました。神は造り主で、私たちは造られた者、神は主権者で私たちは神に服従すべき者です。ですから、神は無理やりにでも、私たちを服従させることがお出来になります。
しかし、神は、決して、私たちを奴隷のようには扱われません。神は、いつも、私たちの自由を最大限尊重され、多くのことを私たちの判断にお任せになられます。また、神は私たちに、祈ること、願うことを励ましていてくださり、神は、私たちの願いや求めに従って働いてくださるのです。神が私たちに何かをなさろうとする時、神は、私たちの意志で、自発的に御心にかなう者となることを願っておられるのです。
「何事でも神のみこころにかなう願いをするなら、 神はその願いを聞いて」下さいます。
祈り
天の父なる神様、あなたは私の必要を誰よりも知っておられて、今日も私を養い支えていてくださることを感謝いたします。真心をもってあなたの愛にお応えすることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。